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壁・天井の基本構造 〜下地・ボード・仕上げで空間の質が決まる〜

皆さんこんにちは!

 

島根県出雲市を拠点に住宅・アパート・店舗・オフィスなど、幅広い内装工事・室内装飾工事に対応している

春日内装、更新担当の富山です。

 

 

 

 

壁・天井の基本構造

〜下地・ボード・仕上げで空間の質が決まる〜

 

 

 

住宅や建物の内装で、最も面積が広く、空間の印象を左右するのが壁と天井です。


一見するとクロスや塗装といった「仕上げ」ばかりが注目されがちですが、実はその美しさと耐久性を支えているのは内部構造にあります。


壁・天井は三層構造でできている

 

基本構造は以下の3段階です。

1️⃣ 下地(骨組み)
2️⃣ ボード(面をつくる)
3️⃣ 仕上げ材(見た目を整える)

このどれか一つでも手を抜くと、

❌ ひび割れ
❌ 波打ち
❌ 音鳴り
❌ 剥がれ

といった不具合につながります。


下地(木・軽量鉄骨)の役割

 

下地は、壁・天井の骨格です。

  • 木下地(在来工法)

  • 軽量鉄骨(LGS)

 

それぞれに特徴があり、

木下地
・加工しやすい
・住宅向き
・湿度の影響を受けやすい

LGS
・精度が高い
・歪みに強い
・店舗・オフィス向き

用途に合わせた選定が、後の仕上がりを左右します。


ボード施工が精度を決める

 

石膏ボードは、ただ貼ればいいわけではありません。

  • ビスピッチ

  • 目地位置

  • 開口部まわりの割り付け

これを考えずに施工すると、
仕上げ後に必ず“出ます”

プロはボードの段階で、
「この後クロスが貼られる」「照明が当たる」
ところまで想像しています✨


仕上げ材は“下地の結果”

 

クロス・塗装・左官。
どんなに高級な仕上げ材でも、

下地が悪ければ美しくなりません。

つまり、
仕上げはごまかしが効かない
ということです。


まとめ

 

壁と天井は、

  • 見えない構造が8割

  • 仕上げは結果

  • 基本ができていないと必ず不具合が出る

 

内装の質は、
下地の丁寧さで決まる
と言っても過言ではありません。

 

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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