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月別アーカイブ: 2025年12月

床工事の種類と特徴 ‍✨ 〜フローリング・CF・タイルの違いを徹底解説〜

皆さんこんにちは!

 

島根県出雲市を拠点に住宅・アパート・店舗・オフィスなど、幅広い内装工事・室内装飾工事に対応している

春日内装、更新担当の富山です。

 

 

 

床工事の種類と特徴 ‍✨

〜フローリング・CF・タイルの違いを徹底解説〜

 

 

 

床は、家の中で最も使用頻度が高い部分です。
毎日歩く、座る、物を置く。
だからこそ床材の選び方ひとつで、住み心地・耐久性・メンテナンス性が大きく変わります

「見た目が気に入ったから」だけで選ぶと、
数年後に後悔するケースも少なくありません⚠️
ここでは代表的な床材であるフローリング・クッションフロア(CF)・タイルを、
プロ目線でじっくり解説します。


フローリングの特徴

 

木の温もりを感じる定番床材

フローリングは、住宅で最も多く採用されている床材です。
無垢材・複合フローリングなど種類も豊富で、空間の印象を大きく左右します。

フローリングのメリット

  • 木ならではの温かみと高級感

  • 裸足でも心地よい足触りの良さ

  • 時間とともに味わいが増す経年変化

特にリビングや寝室では、
「落ち着き」「くつろぎ」を演出できる点が大きな魅力です

フローリングの注意点

  • 湿気や水分に弱い

  • 伸縮しやすく、施工精度が仕上がりに直結

  • 下地の状態が悪いと床鳴りが発生

床鳴りの多くは、
フローリングそのものではなく下地が原因
というケースがほとんどです。

だからこそ、フローリング工事では
床下地の精度・固定方法・材料選定が非常に重要になります


クッションフロア(CF)の特徴

 

水まわりに強い万能床材

クッションフロアは、塩ビ素材でできたシート状の床材。
トイレ・洗面所・キッチンなど、水を使う場所で多く採用されます。

CFのメリット

  • 防水性が高く、水に強い

  • 汚れが拭き取りやすく、掃除が簡単

  • 施工費が比較的安く、コスパが良い

最近では、
木目調・石目調などデザイン性も向上しており、
「安っぽい」という印象はかなり減っています✨

CFのデメリット

  • 下地の凹凸がそのまま表面に出やすい

  • 重い家具の跡が残りやすい

  • 耐久年数はフローリングより短め

CFはよく
「下地が9割」
と言われます。

下地が少しでも荒れていると、
完成後すぐに凹凸が目立ち、仕上がりに差が出ます。


タイル床の特徴

 

強さと重厚感を兼ね備えた床材

タイル床は、玄関・土間・店舗などで多く使われます。
耐久性とデザイン性を重視したい場所に最適です。

タイルの強み

  • 圧倒的な耐久性

  • 水・汚れ・摩耗に強い

  • 重厚感と高級感のある仕上がり

人の出入りが多い場所や、
長期間使い続けたい空間には非常に向いています

タイル施工の注意点

  • 下地処理が不十分だと割れの原因になる

  • 不陸(床の凹凸)調整が必須

  • 冬場は冷たく感じやすい

 

タイル工事は、
下地調整とレベル管理が命
職人の腕が仕上がりに直結します。


まとめ

 

床材選びで大切なのは、

  • 見た目の好み

  • 使用場所・使用頻度

  • 下地との相性

この3点を総合的に考えることです。

床は「完成してからでは直しにくい」工事。
だからこそ、
最初の選定と施工精度が、暮らしの質を左右します。


🎍年末のご挨拶

 

今年も一年、
内装工事のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。

お客様をはじめ、協力業者の皆様、関係各位のご支援のおかげで、
無事に一年を締めくくることができました。
心より感謝申し上げます。

私たちは、
一つひとつの現場に真摯に向き合い、
安心・安全で使いやすい空間づくりを大切に施工してまいりました。

来年も、
品質・安全・丁寧な仕事を第一に、
よりご満足いただける内装工事をお届けできるよう、
社員一同、努力を重ねてまいります。

年末ご多忙の折ではございますが、
どうぞお身体にお気をつけてお過ごしください。

皆さまにとって、
新しい一年が実り多き年となりますようお祈り申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えください。🎍✨

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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壁・天井の基本構造 〜下地・ボード・仕上げで空間の質が決まる〜

皆さんこんにちは!

 

島根県出雲市を拠点に住宅・アパート・店舗・オフィスなど、幅広い内装工事・室内装飾工事に対応している

春日内装、更新担当の富山です。

 

 

 

 

壁・天井の基本構造

〜下地・ボード・仕上げで空間の質が決まる〜

 

 

 

住宅や建物の内装で、最も面積が広く、空間の印象を左右するのが壁と天井です。


一見するとクロスや塗装といった「仕上げ」ばかりが注目されがちですが、実はその美しさと耐久性を支えているのは内部構造にあります。


壁・天井は三層構造でできている

 

基本構造は以下の3段階です。

1️⃣ 下地(骨組み)
2️⃣ ボード(面をつくる)
3️⃣ 仕上げ材(見た目を整える)

このどれか一つでも手を抜くと、

❌ ひび割れ
❌ 波打ち
❌ 音鳴り
❌ 剥がれ

といった不具合につながります。


下地(木・軽量鉄骨)の役割

 

下地は、壁・天井の骨格です。

  • 木下地(在来工法)

  • 軽量鉄骨(LGS)

 

それぞれに特徴があり、

木下地
・加工しやすい
・住宅向き
・湿度の影響を受けやすい

LGS
・精度が高い
・歪みに強い
・店舗・オフィス向き

用途に合わせた選定が、後の仕上がりを左右します。


ボード施工が精度を決める

 

石膏ボードは、ただ貼ればいいわけではありません。

  • ビスピッチ

  • 目地位置

  • 開口部まわりの割り付け

これを考えずに施工すると、
仕上げ後に必ず“出ます”

プロはボードの段階で、
「この後クロスが貼られる」「照明が当たる」
ところまで想像しています✨


仕上げ材は“下地の結果”

 

クロス・塗装・左官。
どんなに高級な仕上げ材でも、

下地が悪ければ美しくなりません。

つまり、
仕上げはごまかしが効かない
ということです。


まとめ

 

壁と天井は、

  • 見えない構造が8割

  • 仕上げは結果

  • 基本ができていないと必ず不具合が出る

 

内装の質は、
下地の丁寧さで決まる
と言っても過言ではありません。

 

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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